Archive for the ‘リフォーム・ビフォーアフター’ Category
建築年:昭和8年
リフォーム工事期間:2008年1月~12月中
構造:切り妻日本瓦葺き
柱:桧
梁:松
差鴨居:松
床面積
1階:148,36㎡(44,89坪)
2階: 74,36㎡(22,50坪)
計: 333,72㎡(67,39坪)
工事費:3400万円(設計監理費別)
設計監理:降幡建築設計事務所名古屋分室 川辺昌弘
当初、他社で解体して
集成材での新築工事を予定していましたが
計画を破棄して工事に至りました。
昭和20年以降少なくなった伝統工法の構造です。
再生にあたり、
小屋組みの見事な丸太梁を現しました。
深い軒で日本瓦の美しさを見せています。
基礎は砂地のため揚げ屋してベタ基礎としました。
ビフォー
アフター
再生後外観
日本瓦(いぶし)葺き
外壁:外部用じゅらく塗り(白)
腰板:杉板厚12ミリキシラデコール塗り
ベタ基礎で以前より40センチ床が高くなりました。
玄関
床板は桧厚さ30ミリです。
居間
天井を取り、小屋組みの松丸太を見せました。
大黒柱も桧
漆喰塗りの壁と床板は厚さ30ミリの桧に自然塗料を塗っています。
新規柱も桧板としました。
ビフォー
60年代に建設されたマンションの全面改装。
クライアントからの要望は、茶室を設けること・
膨大な書籍の収納・「廃墟のような雰囲気」、
というややユニークなものであった。
工事中の様子。
いったん全ての間仕切りを撤去してスケルトンに戻した。
新しいプランは、
土壁の茶室を各部屋が囲むという廻遊式プランである。
アフター
玄関。古建具を埋め込んだ茶室の窓越しに
リビングの光が垣間見える。
茶室の壁は、
藁スサとひび割れの表情豊かな「荒壁」仕上げ。
茶室とリビングと造作の書架。
一段高い茶室はリビングの延長としても使われる
キッチンから茶室とリビングを見る。
茶室の土壁は開口の少ないマンションの中で、
自然な調湿装置としての役割も果たしている。
キッチン。左官によるモルタル仕上げのカウンター。
造作の食器棚はステンレス貼。
ビフォー

北側の台所

南側・応接室
築31年の典型的な日本家屋…
日常使う台所、茶の間は北側、
年に数回しか使わないお客様用の応接と和室は南側にありました。
今回、二世帯にする為、
日常の生活を大切にした風通しのいい、
日差しを考えた明るいプランにしました。
アフター

ダイニングから子供室、台所を望む
中二階の子供室に繋がった吹抜けが、
家族の気配を感じられると共に、光と風が抜けます。

台所からリビングを望む
ローカを取込んだアイランドキッチン、
ここが住まいの中心です。

リビング耐力壁をデザイン
既存の耐力壁をデザイン。

家族の集うリビング、スタディーコーナーを南東の一番いい場所に。
子どもたちと一緒にお父さんも読書。

中二階に子供室…家族の気配が感じられる。
中二階の子供室、
お子様の“夢”の吹抜けとロフトを設けました。
no1044、福岡県柳川市N邸
ビフォー
2階・子供室
2階・寝室
アフター
リビング~子供室ロフト
リビングながら勾配天井にして空間の広がりがある吹抜け。
緑を望みながらの料理
緑を眺めながら、季節を感じながらの料理。
ロフトから2階リビングを望む
リビング、キッチンと一体感のある子供室ロフト。
ロフトへの登り棒のある子供室
遊び心満載のロフトと登り棒、ぶら下がり棒のある子供室。
リビングダイニング・ビフォー
改装前です。
リビングダイニングが狭く、収納も少ないため、モノがあふれています。
写真ではフラッシュがたかれているためわかりにくいですが、床の色が暗いため部屋が暗く感じます。
リビングダイニング・アフター
改装後のリビングダイニングです。
リビングを4,5畳ほど広げ、収納を充実しました。
アーチ型の入り口の奥は収納室兼家事室。
床を明るいムク材にし、壁をシックイにしました。
玄関・ビフォー
改装前の玄関です。
広くしたい、というのが施主さんの希望です。
床面積としてはほどほどあるのですが、プランが悪いため広さを感じません。
玄関・アフター
改装後の玄関です。
半畳ほどの広さの三角形を増築しただけですが、広がり感がまったく変わりました。
収納を充実し、床と壁の仕上げも変えました。
三角形の増築部に縦長の窓をとり、明るくしています。
ビフォー

暗い玄関や廊下

小さく区切られた和室で、いすなどは持ち込めないが、和の雰囲気は大切にしたい
アフター

玄関の床は当時の思い出に残る豆砂利洗い出し仕上げをそのまま残した、庭の見える明るい玄関にした。

暗かった廊下や台所の位置をそのままに、光を取り入れたり、仕切りを外して開放的にした。
残された柱がこれまでの間仕切りを連想させている

椅子式の和風リビングとダイニング、キッチンそして北庭へと視線が抜けていく。
時に、両面に和紙が貼られた障子によって仕切られ、柔らかな光が落ち着いた雰囲気を作るようになっている。

元の和室の雰囲気を持たせ乍ら、椅子式の生活ができるように改装した。
照明器具もこの部屋に合わせて和紙で制作した。
また、随所にもとの家の古材を利用している。

改装前と同様に、南庭とつなぐ広縁がゆったりとられ、化粧丸太の桁はそのまま使用している。
また、サッシュは木製を使用し、すべて壁に引込まれて大きな開口を作り、庭との一体感を大切にした。

浴室は広く、大きくなり、北庭を楽しみ乍らゆったり楽しめるようにした。
元々、北庭はネガティブな場所であったが、積極的に楽しむ場所とした。
ビフォー・玄関
アフター・玄関
アフター・玄関より
昭和54年築の公団住宅のリフォーム。中廊下を止め、採光・通風条件を良くするため、公団の鉄扉玄関に木製格子戸を仕込みました。
ビフォー・リビング
アフター・リビング
内装に木を多用することで温かく、風通しの良い空間をめざしました。
ビフォー・キッチン
アフター・キッチンダイニング
間仕切りをとり、ダイニングを中心に家族の間“たまり”をつくりました。
ビフォー・リビング
アフター・家族の間より
既存コンクリート製階段は撤去不可でしたがプライバシーを保ち、少しでも広く感じられるよう建具等に木製格子を取り込みました。
アフター・畳の間
家族の間の一角にあるスタディコーナーで唯一ゴロンと横になれるところです。畳の下は収納になっています。
ビフォー・トイレ
アフター・トイレ
小さい空間ですが、小棚を設け和紙や漆喰で優しい空間として仕上げました。
改修前。築35年のマンションの1室(67.8m2)
改修前写真とほぼ同カット。
部屋同士は上部でつながっているのですが
それぞれの部屋は独立しています。
空気感を家族で共有し、広がりを持たせています。
廊下は長くみせています。
照明は天井にはなく壁の上部に置いて
見えないようにしました。
寝室。奥には収納部屋がまとめてあります。
コンパクトながら和室を設けました。
梁とのバランスを考えました。
夫婦+子供2人の4人家族が、
進学を機に所有するマンションで再び生活するにあたり、
主に子供部屋を新設するためのリフォーム。
専有面積61.2㎡2LDKの既存の間取りを
3LDKに造り変える。
分離発注やクライアントのご友人のご協力もあり、
工事費約300万円という超ローコストで実現した。
ビフォー
各室が廊下を介してそれぞれ独立している間取りで、
共用スペースも独立キッチン+リビング・ダイニング+
和室という構成でした。
ご夫妻と男女のお子様の成長で、
ご家族のライフスタイルにフィットしない現状でした。
リフォームでは、
ワンルーム的に造り直すケースが多いですが、
今回は逆に個室を増やすという設計条件でした。
専有面積61.2㎡を3LDKにしながらも、
仲の良いご家族の共用スペースが窮屈にならないように、
プランニングしました。
まだ使えるシステムキッチンでしたので、
クライアントはこのままでいいと仰ってましたが、
この機会が適切と考え、
コストにも配慮して設置位置は変えずに、
IHヒーター、食器洗浄機組込みの
最新のものを導入したいとお話ししました。
アフター
3次元に空間利用し、
コンクリートスラブ現しのスケルトン天井、
子供部屋ロフトベッドを採用し、
1部屋増えたにも関わらず、
家族皆のスペースを逆に広くすることができました。
既存建具を再利用する等ローコストの工夫もしています。
食器等の収納量を確保しながら、
流し台が丸見えにならない、
程よい距離感のキッチン廻りにしました。
家電収納として可動棚を大工工事で造作しています。
お手持ちの家具、ピアノ、パソコン等の採寸を行い、
ピッタリ納まるよう計画するとともに、
既存スラブインサートを利用して、
上部に棚を設けるなど、無駄のない空間利用をしました。
雛人形、五月人形を納め、
その時節のみ飾ることのできる収納を造作しました。
スケルトン天井とし、
天井高さがおおよそ30cm上がったため、
高さ方向の広がりが想像以上のゆとりをもたらした
と思います。
天井の折り返し部のウレタン断熱材も、
状態を見て直接塗装しましたが、
モコモコが逆にテイストに。
既存配線を整理し、
配線ダクトによるフレキシブルな照明とし、
また観葉植物等吊り下げ用に利用するインサートは
計画的に残しました。
もともとの主寝室に納まらず、
クライアントを悩ませていた婚礼タンスは、
廊下空間を一部広げて居場所を確保しました。
またその上部も棚にしました。
配管現し部分も綿密な打合せを行い、
幸い、一部で済みました。
究極の省スペース個室。
それでもお子様は自分のスペースに、大喜びでした。
上部ロフトベッド、下部デスクスペース。
ロフトからリビングを見渡す小窓も造りました。
今まで通り家族との時間を楽しんで頂ければ嬉しいです。